Kurashiki Avant Garde(KAG)オープン記念上映会&レクチャー

株式会社クラビズでは、アートディレクターに川上幸之介(倉敷芸術科学大学)を迎え、Cafe&Bar KAGの3階に同名のギャラリー「Kurashiki Avant Garde(KAG)」を4月20日(土)にオープンいたします。当社では国内外のあらゆるジャンルのアーティストの個展・グループ展、関連するレクチャーを通じ、自明視されている同時代のパラダイムを再検討し、周縁を含んだ多様な観点から現代社会を捉え、皆様と共に考え、学び、社会、地域貢献を目指します。
オープン初日にはナン・ゴールディンを主役とした映画、『美と殺戮のすべて』(ローラ・ポイトラス監督)を上映します。また同日に美術手帖編集長の岩渕貞哉氏、美術史学者の山本浩貴氏を招聘し、公開講座「美術館と芸術メディアのたそがれ」を開催します。同レクチャーでは今後のメディアと美術館の行く末を来場者の皆さまと検討する予定です。展覧会では「語らい座 大原本邸」でのAWC(アートワーカーズ連合)アーカイブ展の巡回、アーティストのGBジョーンズの個展、日本の若手作家のグループ展などを開催予定です。
同ギャラリーをディレクションする川上幸之介は2004年のキューレション「キメラ」展(ロンドン)を皮切りに、様々なプロジェクトをイギリスで行ってきました。帰国後、東京のプロジェクトスペース、アサクサのアーティストセレクション、キュレーションを手掛け、研究室でも多くの国内外の作家とのコラボレーションも展開してきました。
これまでの主なキュレーションとプロジェクトに、ジョン・バルデサリ「私はもう二度と退屈なアートを作らない」(2013)、ミカエル・カリキス、 ヘクトール・ザモラ、厚木たか、岡本唐貴「ザ・サード・エンティティ」(2016)、劇場の三科「1923」(2016)、トーマス・ヒルシュホルン、サンティアゴ・シエラ「ラディカル・デモクラシー」(2016)、「オトリスグループ」(2017)、 「境界—プロキノに寄せて」(2017)ギー・ドゥボール「シチュアシオニストの地図製作法」(2017)、ミヌーク・イム「もしもの約束」(2018)、アントン・ヴィドクル「ロシア宇宙主義」(2019)、ナイーム・モハイエメン「連合赤軍」(2019)、「「F」ワードの再解釈:フェミニズム!」 (2020)、「ジェレミー・デラー」(2021)、「ベッドタイム ・ フォー ・ デモクラシー」(2022)、「パンク!日常生活の革命」(2021-2024)ほか。

上映:『美と殺戮のすべて』(ローラ・ポイトラス監督)
日時:2024年4月20日15:00〜
鑑賞料:一般1500円 学生500円 
要予約制 30人
https://forms.gle/52DhyvSJUyYNh9zw8

トーク:「美術館と芸術メディアのたそがれ」
講師:岩渕貞哉(美術手帖 編集長)山本浩貴(美術史学者)
日時:2024年4月20日17:30〜
会場:KAG 岡山県倉敷市阿知3丁目1−2
参加費:一般1000円 学生無料
要予約制 30人
https://forms.gle/Peg241KAVHL8WCVC8

AWC(アートワーカーズ連合)アーカイブ展
会期、休館日: 未定(追ってホームページにて公表します。)
会場:KAG 岡山県倉敷市阿知3丁目1−2
キュレーション:長谷川新(インディペンデントキュレーター)、川上幸之介
主催:AWC実行委員会
入場無料
予約不要

Kurashiki Avant Garde(KAG)

国内外のあらゆるジャンルのアーティストの個展・グループ展、関連するレクチャーを通じ、自明視されている同時代のパラダイムを再検討し、周縁を含んだ多様な観点から現代社会を捉え、皆様と共に考え、学び、社会、地域貢献を目指します。

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