EXHIBITION
Yoshua Okón
【日時】:2014年10月14日(火)~10月23日(木)
【場所】:倉敷芸術科学大学11号館展示場「Zone」
【日時】:2014年11月28日(金)~12月24日(水)
【場所】:加計美術館(倉敷、岡山)
グローバリゼーション、新自由主義によって引き起こされる国家間や個人の格差や不当な搾取等をテーマに作品を制作するヨシュア・オコン氏とのコラボレーションを行うことで社会における諸問題を考察しました。学生は彼の作品と思想をテーマにビデオ作品を制作しオコン氏の作品と共に一般に対して展示を行いました。
ヨシュア・オコンは、1970年メキシコ・シティー生まれ。脚本にもとづいた演技と即興、ドキュメンタリーの手法を混用し、メディアに隠された真相 や公共的なモラリティーの喪失など、社会史学的な観点から独特のユーモアでとらえなおし、わたしたちの習慣的理解に疑問を呈する数々の映像作品を発表してきました。
2002年に、フルブライト奨学金でUCLAに留学、MFAを取得後、メキシコと北米、ヨーロッパを中心に個展多数。主なグループ展 に、2002年ニューヨークのMOMA SP1からベルリンのクンストヴェルケに巡回した「メキシコ・シティー:身体と価値の換金レート」、2004年N.Y.ニューミュージアムでの「順応行動 (Adaptive Behavior)」、2008年、「異国語で笑う(Laughing in a Foreign Language)」(ヘイワード・ギャラリー、ロンドン)など。現在、韓国で開催中の光州ビエンナーレに参加しています。
本展覧会を行うにあたり快諾して下さったヨシュア・オコン氏、キュレーターの大坂紘一郎氏、本学の丸田昌宏准教授、事務員 斉藤等氏、加計美術館の協力のおかげで開催する事ができました事を感謝と共にお伝え致します。